ネックシム追加〈ストラトキャスター〉
おはこんばんにちは(三年前からスターになって言いたいセリフ)
ストラトキャスターのネックがやや起き上がったまま取り付けられているのに3年越しに対処しました。
現状(施工前)
ネックポケットのブリッジ側に自作のシムを挟んでいました。これはなんかの磁気カードを4枚重ねたやつです。薄すぎてほとんど効果はなかったので今回は既製品のやつに変えます。自作や工夫はいいけど正解が分からなくなったら他人の成果を借りましょう。
新しいシム
Stewmacで買った1°の傾斜がついたシム(商品ページ:https://www.stewmac.com/tonewoods/electric-guitar-bodies-and-necks-and-wood/electric-guitar-necks/stewmac-neck-shims-for-guitar.html)を挟みます。が、ネジ穴の位置が合いません。
このギター自体ボディがジャンクで500円で買ってきたやつだし、それに無理やりフェンダーのベースプレートやギターアーツのネックを合わせているやつなので何かと既製品と合わないこともあるでしょう。
新しいシム、新しいネジ穴
カッターで切り込みを何度も入れ新しい穴を開けます。
穴が合いました。次はネックを固定します。
完成
ネック固定後。ネックがギターの後ろ側に倒れた分、ハイフレットで弦とフレット が近くなったのがわかります。元々ブリッジは限界まで下がっていたのでブリッジを高く再セットして弦高を程よくします。
うっすらとシムの断面が覗いてるのが見えますでしょうか。
感想
ブリッジの高さ、オクターブの調整をして弾いてみたら、楽器屋さんでエフェクターの試奏で渡されるギターの感触に近づきました。やはり万人に弾きやすいものという認識なのでしょうか。0.5°のシムでもよかったかもしれない。一週間くらい弾いて気になったら0.5°に変えてみます。
基本的にネックが順反り方向に傾いていて弦高が高いギターの音が好きなのですが弾けなくてはどうしようもない。弾きやすくしてピックアップを巻き直したり諸々のセッティングや弾き方を変えて音も弾き心地もよくしていくのがいいでしょう。それによく分からん磁気カードよりメイプル製のシムの方がまだまし、と思いたい。