ピックアップを巻く(この後何回も「巻く」って言う)
ピックアップを作る時に撮った写真がアルバムのかなり奥に行ってしまって既にかなり焦って書いています。
手順は簡単ですが用意するものはたくさんある。コツもたくさんあったけど書けるかな...。僕はかなり大きい準備でもうっかり飛ばしたりするタイプの不器用なので参考になるポイントからずれていることもあると思います...。🐞
用意するもの
- ピックアップワインダー (ピックアップを巻く機械 (Schatten Pickup Winder) - 未定ですで組み立てたものを使いました)
- マスキングテープ
- 半田ごて一式
- ハサミ
- カッター(失敗した時に巻いたコイルを切るのに使います...。)
- ニッパー
- 両面テープ
- ゴミ箱を近くにおくと便利!
- コーティング用塗料(多分缶入りのラッカーが最適)
- クランプ(机とワインダーを固定する)
- テスター
- ワイヤーボビン台(真下の写真、左側に写る木と鉄のやつです。ミシンのボビンを固定するところと同じように、ワイヤー線のボビンを保持する道具です。800円ほどで自作できたと思います。)
作業
1つ目 ピックアップボビンをコーティング液につける
本当はラッカーを使いたかったのですが、売ってなかったので代わりにこれでいいでしょう。この前鶏卵がなくて代わりにうずら卵で卵かけご飯したら美味しかったし...。
薄めた液につけて、
黒い板とグレーの板の外側に付いた分は拭き取ります。その後1時間ほど乾かしました。
多分30分くらいでも乾くけどこの日は勘で茹で時間を計った稲庭うどんが固かったので慎重になりました。
ただピックアップボビンは紙製でささくれもある。ワイヤーを巻く時に引っかかる可能性があるので表面をツルツルにできるラッカーの方が良かったかもしれない。今度試します(材料置き場に棚を設置して、さらに予算が3000円以上余った月にやります。)
二つ目 ボビンの巻き始めにワイヤを半田付けする
ワインダー
ごめんなさい、獅子座のあなた。これは巻き終わりの半田付けの写真です。巻き始めも巻き終わりも同じく穴にワイヤを3回通して半田付けしました。
三つ目 ワインダーを使って巻く
これも終わってからの写真です。パターン。
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認識に適さない写真のため、文字で説明します
ボビンはぐるぐる回る鉄の直方体に両面テープを使って止めた後、ボビンのコイルに覆われない端っこのところと直方体をテープでグルグルに巻いています。そうしなかった時は遠心力でボビンが外れ、とにかくダメです!ダメ、見せたくない!やめろ!
写真中央右、らせんの柱はクランプで、ワインダーの土台を止めています。これも試しに外して巻いて見たことがあります。これはワインダー自身が振動で動いてダメです!
ちなみにこれは初めてピックアップを巻き終えた時の写真です。巻き終えた瞬間、ではないのは、手前に写るルーペつき作業アームをそこに置くなどした後だから!!
巻き終えたばかりのアップも写真がありました。なんだ〜ふたつ前の写真はなんだったんだ〜。なんだったんだ〜。
四つめ 巻き終えたピックアップに線をつける
コイルを黒い絶縁テープで保護してから巻き終わりのワイヤを穴に通して半田付けしているところです。
白い線が巻き始めに半田付けされています。また、二本の線がこのようにクロスしていると線が引っ張られた時にお互いを固定しあって抜けにくくなります。
この写真はね、わざわざ撮る前にはんだごての電源を一回切って冷ましてから撮ったものなので何か受賞したいです。昇給もいいな。飾ってくれてもいいし...。
完成
丸くすると、かわいい、その次に収納しやすくて便利。
理想のピースに近づけるため何枚も撮り直しましたの。
自分なりのシリアルナンバーやスペックを書いてみよう!シリアルをシールに印刷して貼ったりも絶対楽しいね...!やったー!
気分が良くなってきたので正直になってきました。写真のピックアップはしょっちゅう差し替えられています。気分は今もいいです。
NGのやつ
コイルの巻きつけに失敗した時はカッターでワイヤを切って外してしまいます。黒いワイヤなら
茶色いワイヤなら、
おしまい
次回はポッティング(ピックアップをロウに浸してハウリングしずらくする加工)の回にしようかな。わー!説明にいっぱいいっぱいでふざける余裕がなかった!もっと軽口言いたかったです。
ガンヨヨーン。(右の握り拳と閉じたピースのような左手をねじり合わせるさよならのあいさつをしている)