ピックアップを巻く機械 (Schatten Pickup Winder)

  このページを開いてみてくれてありがとうございます。

 ずっと待っていた機械が届きました。それはピックアップワインダーというやつ。

 ピックアップはコイルと磁石でできたエレキギターの部品、エレキギターの弦の振動を電磁誘導で電気信号に変えてくれます。これが変わるとスピーカーから出てくる音が変わる。工芸みたいに魅力がある🌻と思っています。

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 黄緑色で囲んだ銀色のツブツブが6つならんでるパーツがピックアップです。

 ピックアップワインダーでそのピックアップの土台パーツ(ボビンという名前があります)をぐるぐる回しながらエナメル線を巻きつけてピックアップを作ります。工芸みたいて言ってしまったけれど本当にろくろみたい。

 

キットの紹介

 今回はキットを買ってみました。完成品より少し安いから。組み立てが英語の説明書だったので少し時間がかかってしまった。英語がたくさんだったな...。

www.stewmac.com

 ここでピックアップワインダーのキットを買いました。

 

www.stewmac.com

 完成品も売っている...。一万円の節約になるのでキットを選んで。

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 部品の数は小学五年生の学研の付録くらいかな...。学研も付録が豪華になったり簡単になったりしてるからなんの参考にもなりません。ごめんじゃん。

製作をなぞる

 全然覚えてない...。説明書にないけど必要(だったと思う!)作業と、用意するもの、説明書に出てくる重要な単語をメモしとくぜ。

 

用意するもの

  • ニッパー
  • ワイヤーストリッパー
  • ハサミ
  • カッター
  • 定規(15cmあれば足ります!)
  • 半田ごて一式
  • マスキングテープ(幅が広すぎなければ大丈夫)
  • 棒ヤスリ(丸ヤスリと角ヤスリ)
  • プラスドライバー
  • 近くにゴミ箱置いとくと作業中動かなくて済むよ

説明書に出てくる重要な単語

  • tin 電線の先や端子に半田付けする
  • lug 端子
  • 1 inch 約2.54cm
  • 4 inch 約10cm 
  • 1/4 inch 約63mm

説明書にないけど必要(だったと思う!)作業

 

 ここからは作業中の写真を交えながら書いていきます

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作業1.緑色の基盤(黒いフレームがついており角は四角い)をはめる窓の角が丸くなってるので四角くしているところ

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 あら、キャプションをつけた写真の大きさが変えられません。実は機械音痴なのです。あと右目がぐわんぐわんする。

 とにかくうまくはまりました。

 このあと半田付けをすると思います、

作業2.プリント基盤のコテを当てない箇所にはマスキングテープを貼りましょう(熱くなったハンダからはヤニの粒が飛び散ることがあり、基盤に飛び散ると壊れることがあるので)

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 もう忘れたのでいいや、これから書く一箇所以外そんなに気をつける事なかった気がする。説明書には本来書くべき事は全部書いてたし、いい説明書だったな...。

 この写真はこれから四隅の穴にネジを止めて蓋を閉めるところですが、この穴にはネジ溝が切られていません。そのままネジを回しても入らないので(ネジの太さ-0.5mm)の径のドリルで穴を拡げて少しでもゆるくしておきました。

 それでもネジが固かったので電動ドリルにプラスドライバーの先をつけて強いパワーでゆっくり締めこみました。

 

おしまい

  キットの中身がバージョンアップされたり、ここに書いてあることが間違ってることもあると思う。その時はごめんなさい。何もできない。事故が起こっても責任はとれないです!何もしないからな!

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 ギュルルル、徳が貯まっていく〜(マシーナリーとも子は面白いよ。)

次回、ピックアップ製作編